看護部

看護部理念
病院理念に基づき、
心のこもった質の高い
看護サービスを提供します
看護部基本方針
- 患者さまの権利を尊重し、全人的に捉えた看護を提供します
- 安全で安心な質の高い看護を提供します
- 多職種とチームで関わり地域と連携した看護を提供します
- 信頼される看護の提供をするために学びを深め、人間性を養い、自己実現を目指します
目指す看護師像
急性期看護から地域看護に繋ぐまで、
患者中心の看護実践ができる
自律した看護師
看護体制
病 棟 | 病床数 | 看護配置 |
---|---|---|
一般病棟 | 49床 | 7:1 |
緩和ケア病棟 | 17床 | 7:1 |
回復期リハビリテーション病棟 | 51床 | 13:1 |
(うち地域包括ケア病床) | 16床 | 13:1 |
看護方式
セル看護提供方式
看護方式は、患者さまのそばで看護を行うことが目的のセル看護提供方式です。動線のムダを省き、患者さまの異常にいち早く対応することで、看護の質向上につなげています。また、タイムスケジュール通りに業務を行うことを徹底しています。
看護部の一日
-
08:30
朝礼 連絡事項の伝達
-
09:00
検温
朝礼後、患者さまのベッドサイドで情報収集と検温を実施
-
10:00
清潔ケア
-
11:00
チームカンファレンス
受け持ち患者さまの状態報告を行い、チームで共有
-
12:00
昼食介助
患者さまの食事姿勢を整え、嚥下状態を確認しながら介助を行う
-
12:30
休憩・昼食
-
13:30
検温
ベッドサイドで患者さまの状態確認
-
15:00
チームカンファレンス
看護計画の評価を行い、退院支援
残務の確認を行い、補完体制 -
16:30
新人振り返り
-
17:00
夜勤者へ引き継ぎ
重要な伝達事項の申し送り
-
17:30
業務終了
-
17:00
日勤者から引き継ぎ
重要な伝達事項の申し送り
-
18:00
夕食介助
検 温ラウンドしながら患者さまの状態確認と服薬介助
-
21:00
消 灯
-
22:00
休憩・夜食
-
00:00
ラウンド
患者さまの食事姿勢を整え、嚥下状態を確認しながら介助を行う
-
交代で休憩・仮眠
-
06:00
起 床
ラウンドしながら採血実施
-
08:00
朝 食
-
08:30
日勤者へ引き継ぎ
-
09:00
業務終了
部署紹介

外 来
当院は、2次救急輪番指定病院のため、昼夜問わず救急要請があり、年々救急車の受け入れ件数は増加しています。そのため外来看護師は、多職種と連携し救急患者さまの対応を行っています。また、外来診療の補助と外来手術患者さまの対応、健診業務、内視鏡検査の介助、心電図、採血等多岐にわたる外来業務にも対応しています。さらに、外来では、「外来セル看護」を取り入れ、来院時から患者さまに目を向け小さな変化に気付けるように、受付や待合室に看護師を配置し、患者さまに寄り添った看護の提供を心がけています。配属されている看護師15名は、患者さまの満足や笑顔に繋がる看護を目指すとともに、職員のやりがいが高まる職場環境の改善にも努めています。

一般病棟
一般病棟は、予定入院や緊急入院に対応し、日々手術前後の患者さまを看護している急性期病棟です。配属されている看護師は33名~35名、看護補助者11名で、看護師の平均年齢は約35.5歳です。日勤時の一人当たりの受け持ち数は4~5名で、夜勤体制は、看護師4名・看護補助者1名で業務しています。常に患者さまのそばで業務を行い、患者さまの異常をいち早くキャッチすることを心がけ、多職種とともに寄り添った看護の提供に努めています。また、「明るく・楽しく・忙しく」を目標に、働きやすい職場環境の維持に努めています。

緩和ケア病棟
患者さまの身体的苦痛の緩和を中心に、日常生活の援助や心理的・社会的・精神的な問題にも一緒に向き合い、最期まで患者さまらしい生活が送れるように支援しています。また、入院生活が少しでも快適に送れるように、入浴のお手伝いやボランティアと一緒にピアノ演奏、花を病室や病棟に届けて入院環境を整えています。さらに、患者さまとご家族の療養生活がより良く過ごせ、療養やケアについての希望を叶えるため、医師、看護師、薬剤師、社会福祉士、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の多職種によるチーム医療を行っています。

回復期リハビリテーション病棟
回復期における看護師の役割は、患者さま一人ひとりの日常生活を意識し、退院先を見据えた看護を行うことです。患者さまが日々獲得した「できるADL」を日常生活の中で、「しているADL」につなげられるようサポートしています。そのため、多職種カンファレンスは、回復期リハビリテーション病棟では欠かせない業務の一つです。患者さま一人ひとりが、その人らしく社会復帰・在宅復帰できるように連携の架け橋となり、患者さまの情報共有や問題点・対策について話し合い、身体管理を行ないながら、患者さまの早期回復を目指しています。

手術室
手術室は看護師11名・臨床工学技士2名・看護補助者1名の14名が配属し、3室の手術室で、年間約1600件の手術を行っています。症例の殆どが整形外科疾患であり、骨折では骨接合術、変性疾患は人工関節、脊椎は頸椎から腰椎の除圧術や固定術が行われています。そのため、それぞれの術式に対応できる人材育成のため、新人看護師用と中途採用者用それぞれの教育計画に沿ってOJTで指導を行っています。