院長よりご挨拶

髙野弘嗣さん

ひとに 地域に
信頼される病院へ

院 長

髙野 弘嗣

シムラ病院は、昭和33年に19床のシムラ外科医院として開設され、外科中心の医療の提供を継続してまいりました。現在は、病床117床で、(49床の整形外科を中心とした一般病棟49床、緩和ケア病棟17床、回復期リハビリテーション病棟51床、このうち16床は地域包括ケア病床)で運営し、一般病棟は整形外科救急を中心としております。当院の理念である1日24時間、1年365日絶えることのない医療のニーズに応え救急医療を通して社会に貢献することを目的とし、更に最後まで全人的医療を貫くことで、断らない救急と全人的医療の実践を目指し、その培ってきた伝統と信頼は、誇れるものと思っております。

2040年に向けて救急車出動件数は増加することが予想されており、整形外科救急患者数も増加するものと考えられます。これらに対応するため、令和5年4月から院長として赴任して2年が経過いたしましたが、この間に手術室が2室から3室に増室し、外来救急室の改修も行いました。

今後ますます高齢化が進行し、整形外科救急患者も高齢化に伴い、全身合併症も多くなることも予想されます。麻酔科常勤医による質の高い麻酔管理と内科および外科医による合併症、併存症に対する対応により、より安心・安全に手術を受けていただき、出来るだけ早期の在宅復帰を目指しております。

今後も、患者さまのために最善を尽くし、医療技術の進歩に合わせた設備や施設の整備、スタッフの教育など、病院全体を挙げての取り組みを進めてまいります。また、地域医療に貢献するため、地域の先生方や看護師とも連携を深め、地域の方々が安心して利用できる医療期間となるよう、努力してまいります。

今後も、シムラ病院が地域に貢献し、患者さまにとって信頼できる医療機関であることを目指し、私たち一同、全力で取り組んでまいります。

力の及ばない点も多々あるとは思いますが、皆様何卒宜しくご指導のほどお願い致します。