入院病棟のご紹介
一般病棟 49床
救急医療で社会貢献することが理念の当院では、第二次救急指定病院・病院群輪番制病院の役割を担い、一般病棟では急外傷の整形外科疾患や、身体の状態が急激に悪化した患者さまに対し、密度の濃い治療を集中的に行い、状態の早期回復に努めています。また、医師の指示のもと手術前からリハビリも介入し、早期退院と社会復帰を目指すため、多職種で協働し支援を行っています。また、1人でも多くの救急患者さまを受け入れるよう、状態が改善し安定した患者さまに対して、他の病床および病棟、他の医療施設やご自宅で療養していただくこともあるため、退院や転院、療養のご相談には「相談室」「患者支援室」などの窓口を設けております。

緩和ケア病棟 17床
がんの痛みをはじめとする、身体のつらさや心のつらさなどの苦痛を出来るだけ和らげることを目指す病棟です。通院では症状を和らげることが難しく、入院が必要とされた患者さまが対象です。また地域の医機機関と連携してご自宅での療養を支えます。

緩和ケア病棟で行う支援
緩和ケア病棟では、医師や看護師だけではなく、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士など各分野の専門スタッフが協力し患者さまの入院生活を支えます。「がん患者さまが抱える痛みや悩み」「ご家族の一人一人が抱える痛みや悩み」などを少しでも軽減できるよう支援します。なお、3階フロアは関係者以外立ち入りをご遠慮ください。ご理解・ご協力をお願いします。

病棟イベント
季節折々の催しもの、ボランティアや職員によるミニコンサートなどを行っております
回復期リハビリテーション病棟
51床 (うち地域包括ケア病床16床)
回復期リハビリテーション病棟は、急性期の病状が安定されたあとの脳血管疾患や大腿骨頸部骨折などの患者さまが対象です。リハビリを集中的・包括的に行って、日常生活を送るために必要な基本動作(歩行 ・食事 ・入浴・着替え・トイレなど)を改善し、在宅への復帰をめざす病棟です。

特徴
回復期リハビリテーション病棟では、主に急性期での治療後、状態が落ち着いた患者さまの早期回復・早期退院を目指したリハビリを行っています。
定期的な多職種でのカンファレンスを通じて患者さまの情報共有と今後の方針を検討し、多職種協同で円滑な退院調整を行います。
当院の特徴として、早朝の時間帯に行うモーニングリハビリ、夕方~夜間の時間帯に行うイブニングリハビリがあります。起床直後・入眠直前に生活場面へのリハビリ介入を行うことで、生活リズムの再構築を図るとともに、退院後の生活への移行がよりスムーズになるようアプローチしています。


地域包括ケア病床 16床
地域包括ケア病床とは、レスパイトケアやご自宅や施設などで急に具合が悪くなった方、急性期病院で症状は改善したものの、すぐに自宅や施設へ退院することに不安を感じる患者さまなどに対し、在宅復帰に向けて診療・看護・リハビリを行うことを目的とした病床です。当院では、この地域包括ケア病床として16床をご用意しております。


対象となる方
- 各手術・骨折・肺炎等の急性期の診療後も退院を目指したリハビリが必要な方や、もう少し経過観察が必要になる方
- 症状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリが必要な方
- 在宅復帰に向けて療養準備・介護保険の準備が必要な方
- レスパイト入院が必要な方